CAPセンター・JAPAN
(特定非営利活動法人CAPセンター・JAPAN)“子どもを守りたい”そんな想いを手助けしたい
CAP(キャップ)は、Child Assault Prevention(子どもへの暴力防止)の頭文字をとった呼称。
子どもたちがあうかもしれない心とからだを傷つけること(暴力)について、ロールプレイや話し合いを通じて、自分を守り、友達を守るための知識やスキルを学ぶ予防教育です。
CAPセンター・JAPANはNPO法人として、子どもたちが自分は大切な存在だと実感できる社会の実現をめざし、啓発事業や情報提供事業に取り組み、2001年から活動してきました。
いじめ・虐待・体罰・誘拐・痴漢・性暴力などさまざまな暴力から自分の心とからだを守るための知識と具体的なスキルを子どもたち(幼児期の子ども・小学生・中学生)に、そして子どもの安心・安全な環境、支援の体制を整えるためにおとなに、学びの機会をそれぞれ提供するCAP実践者のトレーニングも行っています。
年間54万件、いじめへの課題
子どもたちが巻き込まれる交通事故の発生は年間1,530件。
- 死者数は1人、負傷者数は2,096件。(令和元年)
これは長く子ども、そしてドライバーを含むおとなへの交通安全教育の成果。
ところが、子どもたちがあう心とからだを傷つけられること(暴力)は・・・
- いじめの認知件数 543,933件(2018年度)
- 虐待相談対応件数 159,838件(2018年度)
他にも体罰、性暴力など学校、家庭、地域・・・さまざまな場所で起きています。
人との関係のなかで起きる心とからだを傷つけられる体験は、子どもに長く影響を与え、人や社会への不信感、心身の不調、何より自己コントロール力が失われ、その後の人生にも大きな影響を及ぼします。それは社会全体にとっても大きな損失。虐待による社会的コストは年間1.6兆円という研究(日本・2014年)もあり、社会課題として取り組む必要性が高まっています。
子どもの視点に立って
学校で行われる交通安全教室、避難訓練、防災訓練は、まさに予防の取り組み。それと同じように、子どもたちがいつでもどこでも人との関係において安心・安全に生きていくことができる環境を整えるには、予防教育(CAP/キャッププログラム)で子どもが自分の心とからだを守るためにできることを学ぶ機会が重要です。
私たちは、これまでにおよそ348万人の子どもを対象に、自分の心とからだを守るための予防教育を行ってきました。幼児期、障がいのある子ども、小学生、中学生とそれぞれの発達にあわせて、怖がらせることなく、楽しく学ぶーそれによって子どもたちは自分が元々持つ力を活き活きと輝かせ、日常生活のなかで学んだ知識やスキルを使うことができます。
すべての子どもが、日々元気に安心して安全に暮らし、自分を大切な存在だと実感できる社会-これが私たちのめざす社会です。
ご支援いただいた寄付金について
寄付金については子どもたちへの予防教育の提供に使わせていただきます。
「自分は大切な存在なんだ」と実感し心とからだを守っていく、600円あれば1人の子どもにその教育を届けることができます。
子どもが安心して暮らせるまちは、誰にとってもやさしいまち。
皆さま、ぜひご支援をよろしくお願いいたします。
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